河合ジャパンが教える本日のPAGnews~10月28日~

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重量挙げ協会、パワハラ認定せず 三宅氏の配慮不足指摘

 日本ウエイトリフティング協会の三宅義行会長が女子日本代表選手にパワーハラスメントをしたという報道があった問題で、協会は28日、「調査の結果、パワハラと認定するまでには至らなかった」と発表した。一方で、紙コップを床に向けて投げた事実などを認定し、「監督の配慮に足りないものがあったと指摘されてもやむを得ない」と指摘した。

 協会は、夕刊紙が報道した三宅氏によるパワハラ行為①2013年ごろに代表監督の三宅氏が選手に向かって紙コップを投げた②「練習場から出て行け」と言った③「俺にあいさつもないのか」と言った――の3点を中心に、調査を行った。

 コンプライアンス委員会では①の紙コップを投げた点について、「選手に向かって投げたとはいえない」と判断。一方で、「床に向かって投げたのは選手に対して無用な混乱や精神的ストレスを与えうる行為だった」とした。

 ②の「出て行け」といった点については「練習場から閉め出したり、練習機会を奪われた事実はない」としながらも、選手がストレスを抱えていたことから「当時の合宿環境に十分な配慮はなかった」とした。

 ③の「俺にあいさつがないのか」という問題については「あいさつがなかったことに関して注意したことはある」としたものの、「パワハラと認定することはできない」とした。

 協会は前提として、女子選手から「パワハラ行為を受けたという申し立てはない」と発表。そのうえで、「公益性、公共性の観点から」調査が必要と判断。女子選手や監督から聞き取り調査などを行ったという。